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テーマの1つは“美尻”のシルエット 

「どうしたら、お尻ラインのシルエットを美しく出せるのだろうか?」


AMOOPの開発当初より、担当デザイナーさんにお願していた大きなポイントの1つが、


「お尻のラインをきれいに出すパンツにして欲しい」


ということでした。


かくいう私yogalamも、お尻の「シルエット美」には程とお~い惑星に
生息する人種でありました。

お尻の悩みは人それぞれではありますが、私の場合をあえてここであげて
みますと、いわゆる「平べったい・デカ尻」であることが、問題の根源です。


なにしろ、重力と共に簡単に「お尻の肉」が下の方へ移動してしまい、
その下にうつったお肉が(太ももとの境に)居座ることで、どこまでがお尻か、そしてどこからが脚なのかがよくわからず(笑)、それでなくても座高が高い(というか足が短い)下半身が、さらに「短足」になってしまいがち、
という、類の問題です。


またそれと同時に、お尻と太ももの肉(というか脂肪)のが溜まった箇所が
下着を着けたときのいわゆる”パンティライン”を形成し、このラインは
柔らかい”太もも尻”の脂肪たちに、埋もれてしまうのです。。

そして、当然埋もれたラインは肉を押し出し、肉の段差ができるわけですから
ヨガパンツを着用した姿は、ご想像がつくかと思います。。。

もちろんそこには、きゅっと引き締まってプリっとあがった小尻などからは
縁遠い姿がある訳です。


自分の悩みは果たして自分だけのものなのか、或いは他に仲間がいるのでは?
との仮説をもとにヨガスタジオなどで、他の参加者の「ヨガ姿」を観察(!)
してみたら、同じようなヨギーニが、いるではありませんか!(笑)

仲間が存在する心強さと共に、お尻のシルエットで心密かに悩む
乙女(?!)たちの多さを実感した瞬間でもありました。


そこで、お尻ラインのシルエットに着目し、きゅっとした”美尻”の
シルエット作りのために、

* ネガティブ要因を取り除き
* ポジティブ要因を加える

の2方面から取り組み、
“「垂れ気味のお尻」から『美尻のライン』を創り出す!”

というSTEPで取り組みました。


そこであがってきたのは「どの程度の補正機能をウェアに持たせるか?」
という問題点でした。


ボディスーツやコルセットを例にとってみるとわかりますが、
カラダのラインを強力に補正するためには、締め付けてお肉を移動させ、
新しい体のライン作る類になるため、どうしても圧迫さが抜けないという
点が見逃せません。


「カラダを締め付けて作る人工美」を優先させるか、或いは
「カラダへ締め付けないタイプで、ラインの美しさは二の次にするか?」


悩みながらも常に見つづけたのが、"Amoop"の目指す場所です。

それは、私たちは当初より『ヨガは心地良いもの』であるものだから、
肌触り・カラダへのフィット感の”心地よさ~”のあるウェア作りを
するという到着点です。


そのため、カラダを締め付ける「補正ウェア」として誕生させるのではなく、
着心地感を犠牲にせずに、"comfortable"なタッチをまず確保して。

しかも! 自然にボディラインを調整して『シルエットの美しさ』を
描き出す、そんな欲張りな着心地感の優れたウェアを作りたい。


そんなヨガウェアを着用しながら、

アクティブに  "active"
気持ちよく   "comfort"
女性としての優雅さと共に "elegant"

ヨガを楽しんでいただくこと、それが"AMOOP"ウェアを開発する上での
必須達成目標となっていきました。


「そんなことができるのか?」そんな不安がよぎってみたり。

でもそれを実現化させることこそ、"Amoop" の存在意義だとの思いで、
チーム一丸、進んでいきました。


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パンツは「3つの丈」からセレクト 

“AMOOP”ブランドのパンツには、「3タイプの丈の長さ」を
ご用意しています。

① カプリ丈(膝が隠れる程度)
② 3/4丈(ふくらはぎが隠れる長さ)
③ ロング丈(くるぶしが隠れる長さ)


『ヨガ』とひとくくりに言っても、実は色々と枝分かれしていて、

例えば、オーソドックスな「ハタヨガ」についても、
ヨガの先生や、スタジオによっては、『リラクゼーション』に主眼を置いて、
「静」の動きを中心した『フロアポーズ』が多い練習スタイルもあれば、

ダイナミックでエネルギッシュな動きの「アシュタンガヨガ」や、
この「アシュタンガヨガ」から派生したと言われる「パワーヨガ」のように
運動量が高いものもあり、練習中の『カラダの動かし方』が
大きく異なります。


一般的には「運動性が高いもの」は、どちらかというと、

『丈が短かめ』

のパンツのほうが、動きやすいと言えます。


また、HOTヨガのように暑いスタジオで「汗」をたっぷりかかせるタイプの
ヨガは、なるべくウェアへのカラダの密着度が少ない、カプリタイプか、
或いは3/4丈がお勧めなんです。

私自身は、比較的運動量の高いヨガが好きなこともあり、普段は動きやすさを
重視した、3/4丈タイプのパンツで練習することが多いですね。

でも、その「動きやすさ」とは別に、勿論ロングのパンツを選んで
ヨガを行なうこともあります。


なぜなら。

実は、ロングは着用したときに、何と言っても『ヨガ姿』が美しいという
魅力があるんです。


またこうした魅力以外にも、丈の長さにはウェアのデザインと同じように
『好き好き』の要素が高いため、

* なるべく足を出したくない方
* 短めのタイプが好きではない方

などは、ロングを好んで選ばれていらっしゃいます。


さらに、ヨガの上級者の方になると、ロングタイプでも練習中パンツの裾が
足に絡みつくこともなく、キレイにヨガのポーズを決められるように
なるので、丈は度外視したヨガウェアの選び方をされているようです。


でも、最終的にはその日の気分で、丈も選ばれても良いかもしれません。

「○△×には、コレでなきゃいけません。」という制約はありません。


余談ですが、身長が小さめの方は、3/4丈、或いはカプリ丈のほうが
比較的『上下のウェア』がバランス良く着こなせる、という声も聞かれます!


ストレス解消のため、ありのままの自分を取り戻すため、そして
ハッピーになるためにヨガを行なうのですから、色々と試されて、
パンツの丈による『自分の心の状態』の違いを是非!楽しんで頂きたいと
思います☆






最終サンプルの確認を終えて 

"Amoop"のヨガウェアのコンセプトは、

”active, comfort, elegant”

ヨガのもつ『静』と『動』のエネルギーと向き合うとき、
「動きやすくて、肌触りが心地よくて、そして優雅にポーズをキメル」
"AMOOP"のヨガウェアを着て、感じて頂きたいのが、このイメージでした。

エネルギー溢れる力強いポーズの内面で、穏やかな海を思わす波の静けさが
宿るような、そんな『ヨガ』には、どうしても外したくない、
私たちの3つのコンセプトです。


このイメージがうまく反映されているかを、最終的に確認するための、
量産前の最終サンプルが、つい先日本日届きました。。。


いいものを作りたい、妥協したくない、だからぎりぎりまで、
ちゃんとサンプルで確認して納得のいくものを作りたい。。。 

当然、どんどん予定が狂い、立上の予定も伸び伸びになってしまいました。

はじめは、新規リリースを7月で組んでいたのですが、色々な
予期せぬことが色々と起こるものですね。どんどん月日はたつばかりで、


正直「とりあえず妥協して、第一弾をリリースしてしまおうか。。」


そんな思いにかられたこともありました。


でもそのときに繰り替えし思ったのは、

「私たちはどこにでもある平凡なヨガウェアを作り出したいのではない。
ヨガを愛するヨギ-ニたちが、快適にヨガを続けて、ヘルシーでハッピーな
人生を送ってもらうための「ウェア」を作りたいんだ、
ここで妥協すしたら、それは"AMOOP"ではない。。。」

そんな、何かに取り付かれたような思いで、開発・立上げに
とりくんできました。


その”執着”の甲斐あってか、最終サンプルは以前にも増して、

”active, comfort, elegant”

に仕上がっていました。


「やわらか~い肌ざわり」で、それでいて「コンプレッション効果」が
あるので、自然なヒップアップが実現できていました。


一つの区切りとして、開発メンバーには、
「ご苦労様!そしれこれからが本番です」という言葉を分かち合いました。


それと共に、納得がいくまで何度も何度も私たちの要求に付き合い、
"AMOOP"の目指すヨガウェアを作り出すために、文字通り「産みの苦しみ」
に協力とサポートを惜しまず、繰り返しサンプルを作り直してくれた
ベンダーさんには、いまさらながら感謝の思いで一杯です。

あとはいかにこの最終サンプルを、量産品としてベストな品質なもので
お届けするか。私たちの取り組みは続きます。

Amoop誕生 ~『ヨガ姿』の美しさを求めて~ 

ヨギ-ニの「美」のための、新しいヨガボトムスブランド

   "AMOOP(アム-プ)"

が、2007年9月4日、産声をあげようとしています。

この日記は、AMOOPのヨガウェアの開発・立上げにかかわってきた
担当者yogalamによる、開発・立上までのやりとりや裏話、開発グループ
の『思い』やそれから『目指していく進む方向』なぞを、タイムリーに、
この日記に記していきたいと思います。


実は、何を隠そう! この”AMOOP”というブランドは、一人の
ヨギ-ニであるyogalamこと私自身の「素朴な思い」や「日々の悩み」
が発端となったのです。


それは、

「『ヨガ姿』は、どうしたら美しくなるんだろう。。。?」


これまで約6年間、yogaと共に生き、ヨガに恋して、そしてヨガに育て
られてきた私は、ヨガの練習のたびに鏡に映る自分の

『ヨガ姿』

が、時としてあまり好きではなかったことがあげられます。


なぜなら、「美しくなかった」ためです。


勿論、初心者の頃はヨガポーズなど、うまく決まらないのは普通でしたから、
不恰好であったのも仕方ないでしょう。

それから、締まりのないカラダの余分なお肉が、見苦しくもウェアに
フィットしてくれず、はみ出していたりなんてところも、美しさ
そのものを殺していた。。。

それも認めざるをえません。。。(涙)

そんな思いを胸に、スタジオでヨガに汗を流す他のヨギーニたちを眺めて
みると、なるほど同じように、


* お尻とふとともに段差をつけてポーズをとる人
* ウェストラインから、ぽっちゃりお肉がはみ出ている人
* ウェストラインから、インナーショーツがチラリズムしている人

が目に付いたのです(笑)。


それと同時に『はっとするほど美しい』ヨギーニにも目がくぎ付けに
されました。


美しいヨギーニは「ヨガのポーズの姿が美しいから」だけではなく、
何かしら美しい。。


「何かが違う、でも何が違うんだろう。。。」


そんな『ヨガ』と『ウェア』と『美』というトライアングルの中での
探求が始まったのが、約4年ほど前にさかのぼります。


その中で、
* どんな素材がいいのか?
* ウェストのカットや、お尻のフィット感は?
* トップスとパンツのコーディネート
* インナーショーツは?

などなどの面からの探求を続けていくうちに、"Amoop"誕生へむけた
『種』になったのです。

それがやがては開発チームを編成し、ヨガスタジオへ通いヨギーニたちの
声を集め、また今現存するヨガウェアたちの長所や短所を分析する作業を
行っていく中で、

「どんな素材のものを、どのように着こなすこと」

が、心地よくヨガを楽しめてしかも『ヨガ姿』を美しくするのか、
さらには、ヨガを通じた『心とカラダの浄化』を可能にしてくれるのか、
が浮かび上がってきたのです。


『ヨガを生きる』という言葉があります。

生活や人生そのものがヨガであること、とも言えますが、この根底には、


"自分を受け入れてあげること"、"自分を愛すること"


という『自己受容』を求める心が存在することは見逃せません。


それがヨガがもたらす『癒し』の大きなエネルギーの源泉になっていますが、そんな「自分を受け入れてあげられる心地の良い」、しかも着ることで
「ハッピー☆」になれて、且つ今までにないヨガウェアを"Amoop"で実現
させよう!という決意が 今日実を結ぶことになったわけであります。


ご愛顧のほど、宜しくお願申し上げます。