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"AMOOP(アム-プ)"の由来 

「なんとも変わった”音”のする名前だなぁ」
この聞きなれない名前を初めて耳にしたとき、こんな風に思ったのを思い出します。

そしてこの名前"AMOOP"こそ、私たちが開発立上に情熱をかけた、ヨガウェアの
ネーミングとして、今に到ります。

このちょっと変わったネーミングに決まるまでの裏話について、今日は
少しばかりお話したいと思います。


ネーミングの検討に入ったのは、2007年が幕切れして間もない2月。
各開発チームメンバーは、この新しいヨガウェアに新しい息吹を吹き込むため、
各自10個の「ネーミング候補」を持ち寄ることになっていました。

しかし、持ち寄るにあったては「条件」が課せられていたのです。

それは「ヨガウェアのコンセプトにちなんだ名前」であって、且つ、
親しみのもてる名前であること、それらを満たすこと、でした。

「コンセプト」とは、
"active, comfort, excellent"

アクティブに、快適に、そして優雅にヨガをするイメージを醸しだすもの
であることでした。


この課題に沿って、それぞれの角度から、メンバーたちはネーミングを
持ち寄りました。

あるメンバーは、ヨガの聖地インドから、「美しい女性」の意味を持つ
女性の名前を集めてみたり、またあるメンバーはヨガの教本から、
コンセプトにフィットする言葉をチョイスしてみたり。

私はというと、ヨガにまつわる地名やポーズ、サンスクリット語の言葉
を拾い集めました。

皆に共通したのが、何かしら「ヨガ」や「インド」に関係する言葉を
使いたがっていたということが、明らかだったことです(笑)。

そして投票の結果、最後に残ったのが、リームリーダーSの出した、
“AMOOP(アム-プ)”と、yogalamこと私の出した”Mysoul(マイソール)”
でした。


私の挙げた"Mysoul(マイソール)”は、「私の魂=My soul」という言葉を
つなぎ合わせ、且つ南インドに位置する、アシュタンガヨガ
シャラ(スタジオ)がある場所としてもお馴染の場所、「Mysore」の音を醸しだす
ネーミングでした。

でも、地名のマイソールによく似た名前は、yoga関連商品名などなどで、既に目に
していたことから、いくら『スペルが違う』とはいえ、似たような名前で
皆さんを混乱させるよりも、全く日本ではみない、聞かない名前で商品に
命を植え付けてみよう!その方が皆さんに覚えていただけるのでは?

そんなおもいから、最終的にメンバーSの出した"AMOOP"に決定しました。


“AMOOP(アム-プ)”とは、インドの公用語ヒンディ語からきていて、
「比類ない」「類まれな」「最高の」という意味を持っています。


私たちは、ネーミングを”AMOOP”に決定したその日からさらに心を新たに、
「類まれない女性たち」のために、これまでにない「最高の」ヨガウェア
作り出そうと心に誓ったのでした。

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"AMOOP"のロゴについて 

各ヨガウェアのプリントにも使われている“AMOOP”のシンボル「ロゴ」。

ロゴのモチーフは、ヨガでもよく使われ、ヨガのポーズの一つ、
パドマ・アーサナ(蓮華座)としても登場する「蓮の花」が使われています。

「蓮の花」が、『泥の中で凛と気高く咲く姿』をイメージどって、
花を真中に据え、周りをやさしくグレーで丸く囲んでいます。


太陽が昇る前に花をひらき、日中には閉じてしまうという蓮の花は、
ヨガの生まれたインドやスリランカでは、国の花としても指定されている花で、
ヒンドゥー教の神話にも、シンボル的な花としてたびたび登場します。

蓮は、泥(俗世間)に気高く咲く(気高く生きる)姿が、

欲に渦巻く俗社会にまみれずに、
清らかに生きることの象徴


として、とらえられているためです。


ロゴの蓮の花が「太陽」と共に咲き、そしてひっそりと閉じることにかけて、
ソフトなオレンジ色で表現。

周りのグレーは「泥」を表していて、
”AMOOP”のカラーである「ブラック」「ホワイト」どちらにも相性のよい、グレーを使っています。

私たちは、シンプル且つシックな”AMOOP”ウェアヨガを傍らに、ヨガとともに
ある生活をイメージして、蓮の花に"AMOOP"のロゴを託してみようと考えました。


実は、最終検討では、蓮の花の色にを使って、花びらのエッジに「白い枠」を
入れたもう1パターンのデザインも最終案としてあがっていて、実は実際に
並行してサンプルウェアにロゴ印刷をして、仕上がりを確認して見てみました。

ところが、使った色が明るめの赤であったこともあってか「*白枠」が
ちょっとばかし”メルヘンチック”調になってしまったんです(^^;)゛。

「これでは、せっかくの蓮の花の静かに咲き誇る、凛としたイメージが
伝わりにくいねぇ」


ということで、ほのかな暖かさを秘めた『オレンジ』色の、
シンプルな「現ロゴ」に全会一致で決定しました。

そして、最終的にはすの花が浮き上がる、凛としたロゴに仕上がったのです。


どんなに社会が混乱や執着に満ちて、心が乱されることがあっても。

ひっそりと清らかに咲く「蓮の花」をこのロゴで、思い出し、
ヨガで日々心身を浄化して、「凛」とした美しさのオーラとともに、

充実した生活を送って頂きたい、ということが、
"AMOOP"の願いです。


amoop logo



「自分を知る。キレイになる。」② 

“AMOOP”ブランドの心臓部ともいえる、タイトルコピー。

「自分を知る。キレイになる。」

このタイトルに決める前、実は当初タイトル案は別に、2つ頂いていました;


1)もっとキレイ!を目指す女性のために
2)日常のアクティブ&エレガントを実現


「モウ一歩欲しいなぁ」「ヨガの心を何か、組み入れて欲しいな~」
というのが、まず出てきた感想でした。

ちょうどこの2案が出てきたのが、カタログの撮影日であったこともあり、
デザイン担当のSさんには直接、"AMOOP"の『魂』
を吹き込む作業を、改めてお願いしました。


その後再度、Sさんやコピー担当の方の「産みの苦しみ」を経てまさに、
自分を知る』という言葉に、"AMOOP"の「魂」が乗り移り、
タイトルを飾ることとなりました。


さて、ヨガの練習でよく聞くことですが

「呼吸することを忘れずに」

そして

「自分の内面で何が起こっているのかを観察してみましょう」

というものがあります。


そう。常に自分の内面と向き合い、波打つ心を深い呼吸によって静め、
そして心と身体を一つにしていく作業を行うというものです。


自分の内面に目をむけて、心に重くのしかかっているものや執着している
ものから心を解き放ったそのときに「無」を感じて、本当の自分は誰なのか?
を感じたり、

人と違うことが怖くて「自分であること」を殺していたり、自分のコアを
傷つけられるのが怖くて、必要以上にプロテクトしてみたり、必要以上に
着飾ってみたり、それを悟られないように何かで覆っていた自分がみえてきたり。


そんな自分を見つめなおす中で「実は自分は何をしたいのか」「何が大切か
など、心の奥深くに潜む本当の自分に向き合うことことになるのです。

そして、「自分が本当は何を望んでいるのか」「自分は誰なのか」を知ることで
「迷いや不安がない」心の真の安定が得られるのが、ヨガのもつ1つの大きな魅力だともいえます。


こうした、自分本来の『内面の美しさ』が、次第ににじみ出てくるのが、
「内面の自分を知る」片面であるのに対して。


外面から、自分のもつ『本来の美しさ』にも向き合うことが、もう片面として存在します。


“AMOOP”のウェアは、サプレックスにライクラが配合のストレッチが効いて
いるので、
フィットなタッチが心地良いウェアになるので、身体のシルエットがソフトに描き出されます。

そのため、これまで身体の線を隠すウェアになじみのある方には、ちょっと
抵抗があるかもしれません。


でも、ご存知でしょうか。

"AMOOP"で使っているサプレックス素材には「コンプレッション」機能がありますから、ラインの崩れにお悩みの方も、軽いタッチで補正してくれますから、心地よく安心して着こなすことができます。

それと同時に、実は身体のラインを出すこと、それだけで「痩身効果」が
あるということも見逃せません!

人に見られると意識することそのものが、
自分の「美意識」にも、問いかけ始めるのです。



そして。
女性の身体は本来、そのままでもとても美しいものなのです。
自分が既に持つ美しさを、受け入れることも、美への一歩には必要といえるでしょう。


ヨガをするときに鏡に映る自分と向き合うとき。
自分の今のカラダの状態といやでも向き合うことになります。

暴食した次の日は、ぽっこりしたお腹を目にもします。
そしてそれは必然的に、食べ過ぎへ自重する意識が働きます。


またあるときは、いかに自分が猫背なのかを発見するかもしれません。
でも、そう気づいたときこそ、とても得難いチャンスを手にしているのです!

『美意識のスイッチ』がONになるのは、
そう気づいた瞬間だからです。



実は「女性の美」は、ヨガウェアを身に付けている時に限らず、
普段も胸をはった姿にこそ、強調されます。

(ちなみに、ヨガの練習自体からも、猫背は矯正されていきます。
以前は猫背がちだったyogalamも、かなり姿勢が改善されましたよ!)


そんな、これまでひたすら隠してきた身体や、上塗りして自分をごまかしてきた、
心の覆いを、”AMOOP”と共にヨガを楽しむことで、1枚1枚脱ぎ捨て、
ありのままの自分の『真の美しさ』に到達いただく、そんな一役を担えたら
と思っています。


それが、タイトルの

「自分を知る。キレイになる。」

というコピーにこめられた、”AMOOP”の思いなのです。


「自分を知る。キレイになる。」① 

“AMOOP”のカタログ、サイトともメインのページを飾る

「自分を知る。キレイになる。」

というタイトルコピー。


ここでまず、”キレイ”という言葉をテーマに取り上げてみたいと思います。

この”キレイ”という表現の中には、私たちの沢山の美への情熱が
込められているのです。

周知の事実ではありますが「ヨガを日常生活に定期的に組み入れる」ことから
生まれる、様々な『美』の実現が、そうさせずにいられないのです;

* 内面の美:瞑想や呼吸法によって、心のバランスが安定し、ストレス解消へ。
* カラダの外面美:ヨガのポーズが「遅筋」を鍛えてくれることから
 「身体づくり」と「シェイプアップ」の高い効果が。
* 肌ツヤの美:基礎代謝があがったり、内臓を刺激することなどで、
 体内浄化に大きく役立つ。
* メンタル面の美しさ:余計なものでゴテゴテになった「心身」を
 浄化していくことで、より「前向きでエネルギー溢れる美しさ」を
 放ちながら、自分の思う人生の実現へ。


そしてここから、いかに女性の「美」というのは、ココロとカラダの状態に
大きく影響を受けているかがご理解いただけると思います。

そのため私たちは、「女性の美しさのベース」は、まず、

『健康であること』


にこそあると考えています。


日々の生活に流され、ストレスを抱え込んだ生活を繰り返す中で、
その女性から、「笑顔」が消え去ります。


定期的なエクササイズをしていないカラダからは、たるんだ脂肪が
体の線を醜く変えていくだけでなく、年々代謝も下がる一方ですから、
艶のない、かさついた肌に年々悩まされていくのは、ご存知の通りかと思います(笑)。


そして何よりも。

「時」は、女性に過酷な試練も与えかねません。

それは年々衰える容姿の老化がやがては、私たちの「オンナ力」ともいえる
パワーさえも、奪いかねません。

「もう年だから」なんて言葉、最近使ってませんか?

女性として人生を楽しもうとする気もちや未来を明るく見ようとする気力
こそ、女性を輝かせる肥やしになっているのです。


私たちは知っています。

自分を受け入れ慈しみ、そして周りに感謝する心をもつ女性が、
幾つになっても、美しさのオーラが放っていることを。

そして、定期的にエクササイズを生活の中に取り入れている女性は、
穏やかな生活と周りへの感謝のきもち、そして自然に、凛とした美しさが
培われていることを。


“AMOOP”は女性の皆さまに、10年後、20年後のご自分をポジティブに
捉えるための「ライフスタイルづくり」をご提案したいのです。
そのためのヨガであり、ヨガウェアなのです。



さて、カタログの「顔」の中でも、「目鼻立ち」にも相当するこの
「タイトル」コピーについては、最終決定するまでにコピーを担当いただいた
デザイン会社さんと、実は紆余曲折があったのでした!
ひゃ~☆

「自分を知る。キレイになる。」

なぜ”AMOOP”ウェアを着てヨガを楽しむことが、自分を知るのか


このあたりは、次回へ続きます。

「撮影」~午後の部編~ 

ちょっと余談ではありますが「プロのモデルさん」と話をさせて頂く機会が
そうそうない私は、ランチ・ブレークの時に、モデルのEさんに

「美しさの秘密」

を聞いてみました。 (*^o^*)


でも、答えに窮いていました。。。

というのも、プロのモデルさんが普段「美」をキープするために行なっている
ことは、ごくごく「あたり前のこと」過ぎることなのだと、あとで気づいたのです。

例えば私たちが、遅刻をしないように目覚ましをかける、のと同じレベルの
質問であったわけです。 (^。^;)


そんな、あたり前の一部にも、笑顔で語っていただきました!

美しさの『秘訣』は、

「普段歩くときの姿勢に気を配ったりすること」

をまず挙げていました。


「歩く」という単純な動作にあえて気を配ることは、背筋をぴんと伸ばして、
歩くので、「ただ歩く」だけで確かに腹筋などは使っていますから、
「引き締め効果」は以外に大きいことは耳にしたことがあります。
(が、悲しいかな、素人はいつも忘れてしまって、腹筋をかばって歩いたり
なんかしちゃうものですよね~)

それを常に心がけることで『習慣』にしてしまい、普段の生活の中から
「美」を作り出す「心がけ」をキープしている姿には、さすがプロのモデルさん、
と頭の下がる思いであると共に、見習いたいポイントでもありました!


さて、話は撮影に戻ります。

ランチを済ませた午後は、ヨガウェアを替えながら「三角のポーズ」や
「後ろ向きのナマステポーズ」「ダンサーズポーズ」や「チャイルドポーズ」
などなど、ヨガのクラスでおなじみのポーズたちが登場し、接写と遠写とで
カメラアングルも変えながら、各アイテムのショット撮影が繰り広げられました。

今回は、ヨガの小道具なしで、撮影にのぞみました。
でもポーズによっては、「戦士のポーズ」など『足の踏ん張りが必要な』
"立ち(スタンディング)系"のポーズでは床に振り下ろした足が滑ってしまい、
うまく力を足に乗せられず、結果、Eさんもポーズが取りにくい場面もあった
ことから、使う使わないは別として次回の撮影からは、ヨガの小道具関係は
準備しなきゃな~ (^O^;)としばし反省しました。


そして、ようやく撮影が終了したのは、夕方の17:00過ぎごろ。


私はただ立ち会っただけで、モデルとしてポーズ組んだわけでも、
カメラマンとして撮影を行なっていたわけではないのですが、
慣れない「現場」での時間を過ごしたこともあり、終わった後は
「ふ~っ」でした(笑)。


それと同時に、普段生きている世界とは違う世界の、その筋のプロの方々と
一緒にお仕事をさせていただいて、学びの多い1日でもありました。


先日無事、カタログも仕上り、"AMOOP"の公式サイトもこの程完成しました。

手前味噌ではありますが、"AMOOP"ヨガウェアの

『柔らかい着心地感』と
『女性のもつ本来の美しさ』

が、カタログやウェブを見たときに、ダイレクトに感じていただけるのではないか?
と思っております。


撮影チームのメンバーの方々に、改めて感謝の思いで一杯です!

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